私が星の数ほどいる監督の中で、最も愛するCoen Brothers(コーエン兄弟)。
コーエン兄弟の作品は、兄のジョエル・コーエン(Joel Coen)と弟イーサン・コーエン(Ethan Coen)の二人共同で制作される。
主に兄のジョエル・コーエンが監督として、制作にイーサン・コーエン、脚本は共同でクレジットされることが多い。
しかし、ほぼ兄弟共同での制作であり、都合上このようなクレジットにしているようだ。
元々、兄のジョエル・コーエンが映像関係の道に進んだことから二人のサクセスストーリーは始まる。
ジョエル・コーエンが映像編集の仕事に携わっていたときに、サム・ライミと出会い、サム・ライミの代表作「死霊のはらわた」の編集に携わったのは有名な話。
その後、兄弟で長編デビュー作「ブラッド・シンプル」を制作することになる。
サスペンス映画「ブラッド・シンプル」で、サンダンス映画祭グランプリ、インディペンデント・スピリット賞・監督賞などを受賞し、デビュー作にして一躍注目を浴びる存在となる。
ちなみに「ブラッド・シンプル」主演のフランシス・マクドーマンド(ファーゴでアカデミー主演女優賞)は、兄のジョエル・コーエンの妻。
| ブラッド・シンプル(1984) (Blood Simple) |
サンダンス・フィルム・フェスティバル グランプリ インディペンデント・スピリット賞 監督賞 |
| 赤ちゃん泥棒(1987) (Raising Arizona) |
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| ミラーズ・クロッシング(1990) (Miller's Crossing) |
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| バートン・フィンク(1991) (Barton Fink) |
カンヌ映画祭 パルムドール、 監督、男優賞 |
| 未来は今(1994) (The Hudsucker Proxy) |
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| ファーゴ(1996) (Fargo) |
アカデミー賞 脚本、主演女優賞 カンヌ映画祭 監督賞 インディペンデント・スピリット賞 作品、監督、主演男優、主演女優賞 |
| ビッグ・リボウスキ(1998) (The Big Lebowski) |
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| オー・ブラザー!(2000) (O Brother, Where Art Thou?) |
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| バーバー(2001) (The Man Who Wasn't There) |
カンヌ映画祭 監督賞 |
| ディボース・ショウ(2003) (Intolerable Cruelty) |
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| レディ・キラーズ(2004) (The Ladykillers) |
カンヌ国際映画祭 審査員賞 |
| パリ、ジュテーム(2006) (Paris,je t'aime) |
オムニバス作品の短編(5分)テュイルリー(1区) |
| ノーカントリー(2007) (No Country for Old Man) |
アカデミー賞 作品、監督、脚色、助演男優賞 英国アカデミー賞 監督、助演男優、編集賞 その他多数 |
インディペンデントの雄と言われるコーエン兄弟の作品は、ミニシアター(単館)系での上映が多い。
彼らは特別意識しているわけではないようだが、メジャー作品は少ない。
しかし、メジャー作品となる「未来は今」と「ディボース・ショウ」は、コーエン兄弟らしからぬ出来であることは否めない。
彼らの作品で共通して言えるのは、出てくるキャラクター達は個性は強いが、どこか抜けたそこら辺にいそうな人々(アメリカ人)だと言うこと。
コーエン兄弟の作品には必ずどこかにユーモアが潜んでいる。
なかでも主人公達には、何かしらこだわりの物を持たせていることが多く、それを観るのもまた楽しみの一つ。
お薦め作品は、「パリ、ジュテーム」は観ていないのでそれ以外すべてと言いたいが、「未来は今」と「ディボース・ショウ」は外してもかまわない。
そんなコーエン兄弟の作品で私のお気に入りは、「ミラーズ・クロッシング」「バートン・フィンク」「ファーゴ」「ビック・リボウスキ」「オー・ブラザー!」「ノーカントリー」。
なかでも「ビック・リボウスキ」と「オー・ブラザー!」の2作品はコーエン兄弟の作風をよく表している映画に仕上がっている。
あなたもコーエン兄弟独特の世界に浸ってみてはどうだろうか?



